こだわりの
甘納豆づくり
昔ながらの大釜を使用し、季節や気温に合わせて仕込みの時間や豆の炊き具合を変えていくなど、
代々の職人達が受け継いできた経験と知識を活かし、全て手作業にこだわった甘納豆づくりをしています。
仕込みから製造まで全て手作業にこだわっており、完成までに費やす日数は約5〜7日間。
じっくり時間をかけて出来上がる甘納豆は、豆本来の香りが引き立ち、ふっくらとした食感に仕上がっています。
水漬け
いきなり豆を煮ても柔らかく仕上げることはできません。
煮え易くするために水に漬け、豆をふやかしていきます。
水漬けによって豆が水を含み大きく膨らんでいきます。
時間が短過ぎても長過ぎても、上手く煮ることは出来ません。
水温によって水の吸収が変わるため、夏場は短く、冬場は長くして調整をしています。
10~15時間
3~10時間
まめ煮
蜜がじっくり浸透する丁度いい柔らかさに豆を煮ていかなければいけません。
このあと蜜に漬けられる豆は、だんだん硬く締まっていきます。
そのことを考え、まめ煮のあとの豆は出来上がりよりも少しやわらかく煮上げています。
密漬け
茹であがった豆を急に糖度の高い蜜に漬けると硬くなり過ぎたり、豆本来の味を損なってしまうため、
茹でた豆を2~5日間かけて、始めは薄めの糖度の蜜に漬け、日ごと糖蜜を煮詰めながら徐々に糖度を上げていきます。
48~120時間
1時間
乾燥
数日かけて程よい甘さに仕上がった甘納豆に、砂糖をかけてツヤが出るように乾かされます。
蜜から上げられた甘納豆は熱い蜜に漬け込んでいる為、砂糖をまぶす工程で砂糖が溶けてしまったり、袋詰めの際に蒸気で水分が付いてしまいます。
ですので、平らに広げて乾かしながら冷まします。